リノベ/リフォーム費用を抑える方法

リノベーション/リフォーム費用を抑える方法

マイホームの購入は、人生で一番大きな買い物と言っても過言ではありません。

リノベーション/リフォームにはこだわりたいけど、なんでもかんでもやろうと思うと、どうしても費用が嵩んでしまうものです。特に、予算内で住宅購入を検討されている方は、なるべくリノベーション/リフォームで費用を抑えたいと考えます。そこで、費用を抑える方法として、4点ご紹介致します。

リフォームに優先順位を付ける・目に入る箇所だけリフォームする

事前に予算を程度決めておき、必要箇所に優先順位を付け優先度の高い箇所から予算の範囲でリフォームすることで、費用を抑えることに効果的です。また、その優先順位は人それぞれにこだわりがありますが、その基準のひとつとして「目に入るところ」「来訪者の見えるところ」を優先することも必要です。

お客様が自宅に訪れた際、ほとんどが「玄関」「廊下」「リビング」「トイレ」「洗面所」に入ることが想定されます。他の部屋や寝室などに足を踏み入れることは、そうそうないでしょう。そのため、お客様の目に入るエリアを中心にリフォームし、プライベートな空間は最低限の手を加える、DIYで対応する、状態によってはリフォームしない等、リフォーム箇所を限定することで全体の費用を抑えることができます。

汚れている場所をカラーボックスなどで隠す

なんだか無理やり感がありますが、カラーボックスや本棚、デスクなどで隠すことができる部分は、無理してリフォームしないことも、費用を抑えたい方にとっては大切なこと。例えば、壁紙やフローリングで汚れが目立つ箇所は大きなものを置くことで視界から隠れるため、リフォームは不要となり、リフォーム費用を抑えることができます。
また、比較的高い位置の壁紙が汚れている場合には、そこに時計、絵画、写真、子供の作品などを飾ると、同じように壁紙の貼り替えなどが必要なくなり、費用を抑えられます。絵画や写真などを飾ることで、部屋の雰囲気を変えることも可能です。

お家もいずれは汚れてしまうと理解する

形あるものは使用しているといずれは汚れてしまうものです。中古住宅はどうしても使用感が残っている場合もあるため、ある程度の汚れは妥協することも大切なことです。新築かどうかに関係なく、長期的に見れば汚れや劣化が出ることは当然のこと。見栄えに強いこだわりがなく許容範囲内であれば、多少の汚れには目をつぶることも、リフォーム費用を抑える要素のひとつです。また、ハウスクリーニングでもキレイになる汚れもあるので、敢えてリフォームしなくても良い汚れもあります。

中古住宅の築年数・状態・リフォーム履歴も判断材料にする

価格や立地だけではなく、中古住宅の築年数や状態も判断材料にすることも大切です。
中古住宅の特徴のひとつは、新築住宅よりも安く購入できることです。しかし、古い築年数の中古住宅だと、建物の状態が悪く設備の劣化が多いため、リフォームの必要性が増える=リフォーム費用が高くなってしまう場合がございます。築年数の浅い中古住宅や前の所有者がリフォームした履歴であれば、希望エリアでも比較的安く購入でき、リフォームが少なくて良い、もしくはリフォームが不要な場合もあります。そこで、中古住宅購入の際には、築年数やリフォーム履歴も判断材料に加えることで、リフォーム費用を抑えることができます。