不動産の査定の依頼をする
不動産の査定とは?
不動産会社が、売買等の取引のために不動産の価格を評価することを「査定」といいます。
「査定」は、売り出し価格の決定などの参考として活用され、近隣エリアの取引事例等の客観的なデータを用いるなどの手法で行われます。
査定の方法には、一般的に「簡易査定(机上査定)」と「詳細査定(訪問査定)」の2通りあります。
簡易査定(机上査定)
周辺の取引事例や固定資産税路線価など公的な価格情報等のデータから算出した簡易な査定。売却検討の初期段階でおおむねの相場を把握するために利用されることが多い。
詳細査定(訪問査定)
実際に物件の状態(土地の地形、形状、接道条件、日当たり、周辺環境など)を細かく確認するとともに、法務局での登記記録の確認、市役所等での物件に対する法規制、上下水等のインフラの整備状況なども調査したうえで行われる詳細な査定。売り出し価格の設定時などにおいて利用。
査定を依頼する時に必要なもの
査定の依頼にあたって必要な資料や情報は次の通りです。
簡易査定の場合
□地図
※場所の確認のため
□登記簿謄本
※物件の正確な情報を確認するため(地番、面積など)
詳細査定の場合
□地図
□登記簿謄本
□建物がある場合:建築関係書類一式
□購入時の契約関連書類
□その他物件に関する詳細資料